六条校区まちづくり協議会とは

六条校区まちづくり推進計画(中長期計画)

◆はじめに
六条校区は医療・福祉施設が多く、教育環境も整っている住宅地ですが、近年の“少子・高齢化”や“共働き世代の増加”によって、この地域で暮らす楽しさとともに課題も“多様化・複雑化”してきています。
私たちの地域を改めて見つめ直し、我がまちの“よさ”と“課題”を再認識し、課題は住民の知恵を集めて地域の力をフル活用して解決することが一番よい方法ではないかと考えています。それが私たちの地域を本当に“暮らしよいまち”にする一番の手立てではないでしょうか。
六条校区においては 自分の住んでいる地域を自分たちの手で、明るく快適で住みよい安全なまちにするために行政と地域が適切な役割分担のもと協力し合い、住民主体のまちづくりを進めていきます。
そして、「六条校区をこんなまちにしたい」というビジョンのもとに地域住民の自発的な創意工夫を活かして「暮らしやすいまちづくり」に向けた『まちづくり推進計画』を策定します。
1.六条校区の概要
(1)校区の概要

六条校区は奈良市の西南部に位置し、西ノ京駅周辺等の昔からの集落とその西の丘陵地に開発された静かな住宅地が広がるベッ トタウンである。禅寺の三松寺や伝統工芸の赤膚焼き、自然豊かな大亀谷国有林もある地域で、世界遺産の“薬師寺“や“唐招提寺”にも隣接している。さらに、学校園は保育園・幼稚園から小学校・中学校・高校まであり教育環境にも恵まれた地域であり、電車の最寄り駅としては近鉄「西の京駅」があり、奈良交通のバスも医療センターから奈良市方面と赤膚から学園前方面へ行く 2路線がある。
近年の少子・高齢化の進行や共働き世帯の増加など、生活環境が大きく変化するなかではあるが、アンケート結果でも六条校区は概ね住みやすい地域と言われている。しかし、ミニ開発で建築された住宅も多く、生活道路が狭くて特に交通弱者には危険との指摘も多くあり、それら解決すべき課題がある。
(2)地域の資源
a. 公民館・集会所
- 市立京西公民館
各種団体の会議やさまざまな講座・サークル活動の拠点として、住民に幅広く利用されている。 - コープふれあいセンター六条
生協店舗の跡地で会議や催物・作品展示等ができるように改装された民間の施設である。 - 地域にある集会所
集会所は校区内に15か所(令和 4年 現在)あり、以下のとおりである。
赤膚町ふれあい会館、五条西二丁目自治会ホール、五条西一丁目集会所、六条緑町集会所、六条緑町三丁目集会所、六条西一丁目集会所、六条西六丁目集会所、六条山自治会集会所、六条二丁目集会所、六条三丁目集会所、六条柳集会所、奥柳集会所、六条山団地集会所、新六条団地集会所、七条西町一丁目記念集会所

【奈良市立 京西公民館】
b.保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校
校区のほぼ中央に市立六条小学校があり、その近隣に市立六条幼稚園・市立京西保育園がある。 そして、校区の北部には市立京西中学校があり、県立大学附属高校や奈良東養護学校もある。さらに、私立のみどりの園保育園・ひかり幼稚園があり、両医療センターの院内保育所もある。

【奈良市立 京西保育園】
六条小学校は2020年に創立50周年を迎え、児童数621名で市内:3番目のマンモス校であるが、少子化のあおり受けて、児童数は30年前(ピーク時)の半数に減ってきている。六条幼稚園の園児数もピーク時の半数以下の28名で、京西保育園の園児数は136名です。京西中学校は校区の北部にあり、生徒は六条小と伏見南小から入学し、534名が在籍している。

【奈良市立 六条小学校】